鷹翔千空（たかと ちあき）さんと言えば宝塚歌劇団宙組に所属している男役スターです。
首席で宝塚歌劇団に入団した鷹翔千空さんは、175㎝の長身ときれいな顔立ちから今最も注目されている宝塚歌劇団の男役の一人です。
そんな鷹翔千空さんですが、検索してみると路線落ちというワードが検索されていますがどういうことなのでしょうか？
そもそも宝塚歌劇団において「路線」とはどういう意味があるのでしょうか？
気になる理由を調査しました。
鷹翔千空が路線落ちとはどういうこと？
鷹翔千空と検索すると「路線落ち」というワードが検索されているのはどういうことなのでしょうか？
またその理由を解説する前にそもそも「路線」とはどういう意味があるのか解説していきます。
「路線」とは？
宝塚歌劇団において「路線」という言葉は、主役で活躍することを約束された人材の事を言います。
宝塚歌劇団の団員は全て女性で男性役をいかに女性が演じるかがすべてなので、「路線」と言えば男役のトップスターになるという事になります。
宝塚歌劇団では男性を主役にした作品が多く、必ず男性が主役になるんです。
なので宝塚歌劇団に入団した女性は男役のトップスターを目指して努力するんですね。
確かに宝塚歌劇団に所属されている女性の方は美しいのはもちろんですが、人としての気品やカッコよさも兼ね備えておられる方ばかりで、男性役が似合いそうな雰囲気がありますよね。
でもここで気になるのは「路線」になったと判断するのは何か基準があるのでしょうか？
「路線」になったと判断する基準
「路線」になった判断する基準は
- 新人公演やバウホール公演で主演を経験している
- 同期の人や１コ上の人と比べて役付けがいい
というのが「路線」になる大きな判断基準になります。
しかし実際にはそれだけではなく、演出家やプロデューサーなどから将来スターになると見込まれることも大きな要因の様です。
なのでファンから見てスターになると思っていた人でも、必ずしもそうならないという事もよくあることなんです。
演出家やプロデューサーから見ると、表から見ただけではわからない一面が見えているということなんでしょうね。
やはり宝塚歌劇団の男役トップスターになるということは、それだけ難しい事なのでしょうね。
「別格路線」とは？
「路線」のほかに「別格路線」という言葉があるんです。
「路線」と言えば男役のトップスターになるという事でしたが、「別格路線」というのは主役の男役トップスターにはなれず、女性役を演じるという事になります。
宝塚歌劇団に入団された女性のほとんどが男役トップスターになるために日々努力しているんですが、男役トップスターになれるのはほんの一握りなんです。
それだけ厳しい世界という事が分かりますよね？
ただ男役になれなかったとしても、女性役も演劇において必要な要素なんです。
演劇で全員が男性役だとしたらどうでしょうか？
演劇が成り立ちませんよね？
女性役がいることで男性役が際立ち演劇として成立するんです。
それだけ女性役も演劇において需要な役割なんですね。
「別格路線」になったと判断する基準
「別格路線」になったと判断する基準は
- 男役トップにはなれないが、重要な役割をしている方（主人公の敵役や色濃い役等）
というのが「別格路線」になったと判断する基準になります。
「別格路線」には男役や主役を引き立たせる役割があるので、「路線」になれなかったからといって、ダメということではないんですね。
宝塚歌劇団の演劇を見ていても確かに男役は目立ちますが、その周りにいる女性役がいて初めて成立していることが分かります。
ですので男性役になれなかったからといって、だめなことは一つもないんです！
ただ本人達は相当悔しい思いをしていることは想像できますが、それを表に出さず自分の役を真剣に全うする姿は、プロ意識を感じられます。
「路線落ち」とは？
「路線落ち」というのはその言葉通り路線から外れた人という事になります。
以前までは「路線」にいたけど現在の役割から考えると、トップ候補生と考えられない方の事を言います。
下の学年の路線の人に追い越されているなどが判断基準になります。
また大劇場の本公演での階段降りの順番も判断基準として非常に重要になってきます。
たとえ公演で主役にならなかったとしても、階段降りが後の方が番手としては上の存在になるので、そこで「路線落ち」かの判断ができます。
鷹翔千空は路線落ちなの？
鷹翔千空さんが「路線落ち」というのはどういうことなのでしょうか？
鷹翔千空さんは101期生で主席入団して以降
- 初詣モデルに抜擢される
- 学年一番乗りで新人公演主演
- 「エリザベート」新人公演でルドルフ役に抜擢
- 「天は赤い河のほとり」で主役
など101期生としていち早く新人公演主演を射止めたことで期待されていました。
この調子で行けば「路線」になると思われていたんですが、下級生の風色日向さん、亜音有星さんが推され始めたことで3人が同格扱いされている状況になってしまっているようなんです。
また万博アンバサダーに風色日向さんが抜擢され、クリスマスソングのCDにも選ばれなかったことで、鷹翔千空さんが「路線落ち」なのではという情報が出回っているようです。
しかし「路線落ち」かどうかはまだ確定ではないので、鷹翔千空さんの今後の動向に注目です。
鷹翔千空さんが「路線」になることを期待して待ちましょう！
最後まで読んでいただきありがとうございます！
コメント