おススメご当地パンを紹介するシリーズ第5弾!
その土地でしか味わえないご当地パンから、全国でも有名になったご当地パンまでたくさんあります。
第5弾の今回は中部地方9県の人気おススメご当地パンを紹介していきたいと思います!
中部地方編
福井県
大福あんぱん
福井県のご当地パンといえば福井県鯖江市にある銀座木村屋総本店の暖簾分けのパン屋さん『ヨーロッパンキムラヤ』さんが作る大福あんぱんが有名です。
その名前の通りあんぱんと大福が一緒になった菓子パンで、ふわふわのブリオッシュ生地の中にもっちりとした大福がそのまま入っています。
中に入っている大福は北海道産の小豆を使用した粒あんと、北陸産の美味しいもち米で作った大福の皮で作られているので、そのまま食べても確実に美味しい大福です。
さらにブリオッシュ生地のバターと卵の洋風な味わいが、大福の和風な味わいと見事にマッチしていて、一度食べるとリピートすること間違いなし!
岐阜県
みそぎパン
岐阜県のご当地パンは岐阜県羽島市の『日の丸製パン』さんで作られているみそぎパンが有名です。
岐阜県羽島市では毎年6月30日に「みそぎ行事」が行われ、その時期になると地元の和菓子店で「みそぎ団子」を作って販売します。
この「みそぎ団子」には残りの半年風邪を引かないようにという意味が込められているんだとか。
そのみそぎ団子をパンで表現したのがみそぎパンなんです。
パン生地の中にあんこを包んで竹串に2つ刺し、表面には赤味噌だれを塗って焼き上げたパンです。
ちなみに中に入っているあんこは、小倉あんと白あん入りがあります。
あんこと赤味噌だれという何とも珍しい組み合わせですが、この甘じょっぱさがやみつきになる美味しさなんだとか。
一度経験してみるのもありなのではないでしょうか?
愛知県
たけの子パン
愛知県のご当地パンと言えば、愛知県豊川市にある『ヤマトパン』さんが作るたけの子パンが有名です。
デニッシュ生地を筒に巻き付けて焼いたパンの中にホイップクリームが入った商品で、たけのこの形に似ていることからこの名前が付けられました。
中に入っているホイップクリームは暑さに弱いため、気温が高くなる5月~10月までは作っていないそうです。
またパンを販売しているお店も豊川市と豊橋市の一部のお店に限られていてなかなか見つからないことから、「幻のパン」とも呼ばれているそうです。
「幻のパン」と言われると食べてみたくなりますよね?
愛知県内にあるクックマートで購入することができるそうなので、愛知県に行かれた際は「幻のパン」を探してみてはいかがでしょうか?
石川県
頭脳パン
石川県のご当地パンとしてあげられるのが、石川県小松市にある『パンあずまや』さんが作る頭脳パンが有名です。
この頭脳パンは通常の小麦粉にビタミンB1を100gあたり0.17mg以上配合した「頭脳粉」という、現在は石川県でしか製造されていない小麦粉を使って作られているパンなんです。
パン生地の中にはレーズンが入っていて、食べるとレーズンが感じられるぶどうパンと同じ味になります。
ビタミンB1により脳の働きが活発になり記憶力や思考力が良くなるそうです。
にわかには信じがたいですが、それが本当だとしたら食べてみる価値はあるのではないでしょうか?
受験やテストの時に食べると良い結果が出るかもしれませんよ?
ホワイトサンド
こちらのご当地パンも『パンあずまや』さんが作っているホワイトサンドです。
発売を開始してから70年以上の歴史があるパンで、小麦粉の素朴な味わいが特徴で当日焼きの食パンに、自家製のホイップクリームがサンドされている商品です。
当日焼きを使うのは柔らかい食パンで作る方が美味しいからで、こだわりがうかがえます。
また一組ずつ手作業で全体にホイップクリームを丁寧に塗ってあるので、最後の一口まで食パンとホイップクリームのハーモニーが楽しめる商品になっています。
これだけのこだわりがあるからこそ、70年以上も愛されて続けているんでしょうね。
長野県
牛乳パン
長野県のご当地パンといえば長野県内のパン屋さんで販売されている牛乳パンが有名です。
約60年前に長野県で誕生した牛乳パンは、ふわふわしたコッペパンに白いミルククリームがサンドされている商品です。
柔らかいコッペパンとミルククリームの相性を想像すると、美味しいのは間違いありませんよね?
各お店によって形や味も違うので、いろんなお店の牛乳パンを食べ比べてみるのもいいかもしれませんね。
静岡県
のっぽパン
静岡県のご当地パンといえば、静岡県沼津市にある『バンデロール』さんが作っているのっぽパンが有名です。
1978年に発売されたのっぽパンは、静岡県民のソウルフードと呼ばれるほど親しまれていて、沼津市のふるさと納税の返礼品としても出品されています。
長さ34㎝ととても細長いふんわりとしたパンの中には濃厚なミルククリームが挟まれていて、一度食べるとまた食べたくなるような味わいです。
味もクリームのほかに、チョコ・ピーナツ・季節限定味などの種類が販売されています。
パーッケージも可愛らしく、一目でのっぽパンとわかり目を引きますよね。
ようかんぱん
もう一つのご当地パンが、静岡県富士市の『富士製パン』さんが作るようかんぱんです。
以前は静岡県東部の数件のパン屋さんで作られていたそうですが、製造工程が複雑で手間がかかるため、残念なことに現在では『富士製パン』さん1軒のみとなってしまったそうです。
つぶあんをたっぷり詰めたパンの上にようかんをかけ、中央にバニラクリームをトッピングした今までに見たことがない様な、なんとも不思議なパンですよね?
食べてみると甘いようかんと粒あんを入れたもっちりとしたパン、そしてバニラクリームが相まってとっても美味しいんです!
食べてみる価値ありのパンです!
山梨県
ぶどうぱん
山梨県のご当地パンは、山梨県甲州市にある『モンマーロ』さんが作る山梨だからぶどうぱんが有名です。
水を使わず山梨県で採れたぶどう「甲州マスカットベリーA」を絞ったジュースを使って作るパンで、中にはレーズンが練り込まれていて食感は柔らかくしっとりとしています。
水を使わないとは何とも贅沢なパンですね。
また使用している小麦粉も山梨県産小麦「ゆめかおり」も使用していて、「山梨県だからこそできるぶどうぱん」という想いで作られたそうです。
味はぶどうの酸味と甘みがうまく合わさっていて、サイズは大きいですが一つ食べれてしまうほどです。
それだけこだわったパンなので、美味しい事は間違いありません!
ぜひ食べてみてください。
新潟県
サンドパン
新潟県のご当地パンといえば、新潟県上越市にある『小竹製菓』さんが作るサンドパンが有名です。
大正15年(1926年)に菓子店として開業し、その後昭和28年(1953年)に菓子パン部門が出来ました。
この頃から学校給食が始まり庶民にパンが普及していく過程で、バタークリームを塗ったコッペパンがサンドパンと呼ばれるようになっていったそうですが、その理由はわからないんだとか。
サンドパンは2種類の小麦をブレンドして作るコッペパンで、小麦の香りが広がり歯切れがよく柔らかいのが特徴で、中には1日寝かせた蜜を加えてコクを出したバタークリームをはさんであります。
多い日には1日2000個も作るほど人気の商品で、新潟県内のいろんなパン屋さんでも作られている新潟県のソウルフードになります。
まとめ
今回は中部地方のご当地パンを紹介しましたがいかがでしたでしょうか?
中部地方に行く際にはぜひ参考にしてみてください!
最後まで読んでいただきありがとうございます!
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