各都道府県のご当地パンを紹介していますが、今回は東北地方・北海道のご当地パンを紹介します!
東北地方編
福島県
クリームボックス
福島県のご当地パンといえば福島県郡山市の大正13年創業の老舗「大友パン店」さんが作るクリームボックスが有名です。
「大友パン店」さんがクリームボックスを作り始めたのが1980年代初頭で、3㎝に厚くカットした食パンの上にクリームを暑く塗って焼いたスイーツのようなパンです。
ミルク食パンの生地をクリームボックス専用に焼いていて、生クリームと牛乳のシンプルなクリームは、厚みのあるパンを美味しく食べてもらうための工夫だそうです。
福島県郡山市内のパン屋さんだけでなく学校の売店にも並んでいて、地元ではソウルフードとして親しまれています。
山形県
ベタチョコ
山形県のご当地パンとして有名なのが山形県高畠町にある「たいようパン」さんが作っているたいようパンです。
コッペパンを縦にカットして開いた面にクリームが塗られていて、チョコが全面にかかっているパンです。
コッペパンはふんわりとして柔らかく、チョコの食感とのハーモニーが絶妙の菓子パンです。
ちなみにチョコ以外にもさくらんぼ味やブルーハワイ味などがあります。
宮城県
ピーナッツクリームサンド
宮城県のご当地パンといえば宮城県気仙沼市にある「気仙沼パン工房」さんが作るピーナッツクリームサンドが有名です。
コッペパンにピーナッツクリームがサンドしてあるシンプルなパンですが、気仙沼市民にとってのソウルフードになります。
もともとはピーナッツの1種類のみでしたが、現在ではピーナッツ・コーヒー・くるみ・あん・チョコ・黒糖・ごまの6種類が通年販売されています。
その他にも季節限定の商品も出ていて、いろんなバリエーションを楽しむことができます!
秋田県
アベックトースト
秋田県のご当地パンといえば「たけや製パン」さんが作るアベックトーストが有名です。
薄くスライスした食パンにイチゴジャムとマーガリンが塗ってあり、食パンでサンドしてあるだけのシンプルなパンです。
そのまま食べても美味しいですが、トーストしても美味しく食べることができます。
岩手県
ネオトースト
岩手県のご当地パンといえば岩手県盛岡市にある「シライシパン」さんが60年以上前から作っているネオトーストが有名です。
山型の食パンを薄くスライスしたものを2枚重ねて、内側と上面にシュガーマーガリンを塗ってあるシンプルなパンです。
食パンはしっとりとしていて、シュガーマーガリンのじゃりじゃりとした食感がクセになる菓子パンです。
豆パンロール
もうひとつのご当地パンが、こちらも「シライシパン」さんが作っている豆パンロールです。
豆パンロールのためだけに特注で作られている甘納豆は入ったパンの中に、マーガリンが挟まれていてパン生地・甘納豆・マーガリンの量がバランスよく合わさっています。
またパン生地に負担をかけないようふんわりと柔らかくするためと、豆をつぶさないようにするために一つ一つ手作業で作られています。
青森県
イギリストースト
青森県のご当地パンといえば青森県青森市にある「工藤パン」さんが昭和42年頃から作っているイギリストーストが有名です。
山型食パンをスライスしたものに、マーガリン・グラニュー糖が塗られてあるというシンプルなパンです。
食パンには自家製の発酵種ルヴァンを使用することで、しっとりとした食パンになっています。
またスライスする厚さも一番美味しく食べられるように研究されていて、マーガリンもイギリストースト専用のものを開発して使っているこだわりよう。
青森市を中心に県内の中・高校の売店でも販売されていたため、学生からの人気が高く、今では多くの青森県民から支持されています。
北海道編
北海道
ちくわパン
北海道のご当地パンといえば、北海道札幌市を中心に展開している「どんぐり」さんが作っているちくわパンが有名です。
パンの中にちくわがまるまる1本と、ちくわの中にツナサラダが入っています。
ちくわパンはもともとお客さんからの要望で、「お弁当のおかずみたいなパンが食べたい」という声から作られたパンだそうです。
ようかんパン
もう一つのご当地パンが「日糧製パン」さんが作っているようかんパンです。
北海道産牛乳を使用したカスタード風味のパン生地に、白あんと北海道産金時豆を包んだパンの上面にようかんをコーティングしたパンです。
またようかんパンはいろんなメーカーからも出されていて、ホイップクリームやバタークリームを使用したものもあります。
今回は東北地方・北海道のご当地パンを紹介してきましたがいかがだったでしょうか?
東北地方・北海道に行く際にはぜひ参考にしてみてください!
最後までお読みいただきありがとうございます!
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