【関東地方編】厳選おススメご当地パン10選を紹介!

グルメ

おススメご当地パンを紹介するシリーズ第4弾!

その土地でしか味わえないご当地パンから、全国でも有名になったご当地パンまでたくさんあります。

第4弾の今回は関東地方8都県の人気おススメご当地パンを紹介していきたいと思います!

関東地方編

神奈川県

ポテチパン

神奈川県のご当地パンといえば、横須賀にあるパン屋さんが作っているポテチパンが有名です。

その名前の通りパンにポテトチップスが挟まれたお惣菜パンで、横須賀でパン屋を営んでいる『中井パン』さんが発祥なんです。

そもそもパンにポテトチップスを挟むという発想はどのようにして生まれたのでしょうか?

きっかけは当時の『中井パン』の先代が菓子問屋さんから「売り物にならないポテトチップスのかけらをどうにかできないか」という相談を受けたことでした。

その相談を受けた『中井パン』の先代が「うちのパンに挟んでみよう」とパンに挟んだのが始まりで、その後横須賀のいろんなパン屋さんに広まり、ポテチパンは横須賀のご当地パンとして定着しました。

ポテチパンは横須賀のいろんなパン屋さんで販売されていますが、お店によって使用するポテトチップスや挟む具材、味付けに違いがあるので、それぞれのお店の味を食べ比べるのも楽しいんです。

丹沢あんぱん

神奈川県相模原市にある『オギノパン』さんが作っている丹沢あんぱんもご当地パンとして有名です。

北海道産の小麦「きたほなみ」を使った自家製の配合のブリオッシュ生地はしっとりとした食感が特徴で、その生地で和菓子餡を包んだちょっと贅沢なあんぱんです。

しかも生地量は少なく薄皮になっていて、中に包まれる餡が多く感じられるようにバランスを考えて作られています。

またあんパンと言っても、こしあん・しろあん・みるく・胡麻・安納芋など色々な種類があります。

ちなみに名前の由来は、『オギノパン』さんの立地する神奈川県丹沢山系にちなんで作られたあんぱんなんだとか。

東京都

酒種あんぱん

東京都のご当地パンといえば東京都銀座のある『木村屋總本店』さんが作る酒種あんぱんではないでしょうか。

1869年の創業当時パンが普及していなかった日本で、酒種生地を使ったあんぱんを試行錯誤の末、やっとの思いで明治7年に酒種あんぱんを作り上げました。

中に入れるあんこも北海道の十勝周辺で採れた厳選した小豆を使うこだわりようで、独特の小豆の風味とコクがあり上品な味わいが特徴です。

またこの酒種あんぱんは明治天皇に献上され、天皇・皇后両陛下がお気に召されたことで、引き続き納めるようにとお言葉を頂いたそうなんです!

これは本当にすごい事ですよね。

ちなみに献上された日が4月4日だったので、この日を「あんぱんの日」として記念日になっています。

埼玉県

クロワッサンB.C.

埼玉県のご当地パンといえば埼玉県内で6店舗を展開する『デイジイ』さんが作っているクロワッサンB.C.ではないでしょうか。

クロワッサン生地の中にはアーモンドケーキを包み、そぼろ状にしたクッキーと砕いたアーモンドを乗せて焼いた商品。

アーモンドケーキはしっとりとしてバターの風味があり、ケーキとしてもスイーツとしても楽しめるパンです。

商品名のB.C.とは、B=バター、C=クロワッサン、クッキー、ケーキという意味があるそうです。

このクロワッサンB.C.1996年に農林水産大臣賞を受賞し、さらに2011年には日本全国ご当地パン祭りで1位を獲得しているんです。

これだけ全国で有名になったパンはご当地パンと言えますよね。

最近でもよくテレビや雑誌でも取り上げられています。

群馬県

みそパン

群馬県のご当地パンといえば、群馬県沼田市にある『フリアン』さんが発祥のみそパンが有名です。

石窯で焼いたフリアンオリジナルの柔らかくふわふわしたソフトフランスのパンに、自家製のみそだれが塗られています。

自家製のみそだれはみそ汁などで使う味噌とは違って甘じょっぱい味付けになっているため、食べやすい味付けになっています。

ご飯と味噌って合いますよね?

そう考えると同じ炭水化物のパンにも味噌が合うのではないかと想像できるのではないですか?

普段パンに挟んでいるジャムが味噌に代わっただけのシンプルなパンですが、食べるとやみつきになりますよ。

栃木県

ブルーベリーブレッド

栃木県のご当地パンといえば、TVチャンピオンで優勝した実績を持つ栃木県那須郡那須町にある『ペニーレイン』さんが作るブルーベリーブレッドが有名です

ブルーベリーをたっぷりと練り込んだモチモチの生地に、ブルーベリージャムをたくさん巻き込んで焼き上げたパンです。

ブルーベリーをふんだんに使ったパンは、食べた瞬間からブルーベリーが感じられ、なんと1日に1200本も売り上げるほど人気のパンで行列が絶えないんだとか。

ちなみにブルーベリージャムをパン生地に巻き込んで焼くと、ジャムによって生地どうしがくっつかずパンの中に空洞ができる失敗がよくあるんです。

しかし『ペニーレイン』さんが作るブルーベリーブレッドは中に空洞がなく均一に巻き込まれていて、これを見ただけで技術力の高さがうかがえます。

温泉パン

栃木県のもう一つのご当地パンが栃木県佐倉市の老舗パン屋『旭堂』さんが作る喜連川温泉名物の温泉パンです。

誕生したのは1950年代という歴史あるパンで、喜連川に温泉が湧き出たことを記念して給食のコッペパンをイメージして作られました。

生地を丸めて焼くだけというシンプルなパンですが、どっしりとしたパンは食べ応えがあり、噛むとほんのり甘いのでおやつ感覚で何個でも食べられちゃうんです。

そそまま食べるのもいいですが、レンジで温めたりトースターで焼いても美味しく食べることができます。

またプレーンのほかに、メープルキャラメル・天津甘栗風味・ブルーベリーなど18種類ぐらいあるそうです。

茨城県

奥久慈のとろーりクリームパン

茨城県のご当地パンとして有名なのが、パンの世界大会日本代表にもなったオーナーシェフがいる茨城県の『パン工房ぐるぐる』さんが作る奥久慈のとろーりクリームパンが有名です。

茨城県産の奥久慈卵と茨城県産の牛乳、茨城県産の小麦「ゆめかおり」と材料は茨城県産の物を使って作るこだわりようで、なめらかでコクのあるカスタードクリームがたっぷりと入っているのが特徴です。

なんと1日で最大3400個も販売したこともあるパンなんです!

カスタードクリームを生地の中に詰める作業だけでも大変なのに、それを3400個も作るなんてすごいとしか言いようがありません。

茨城県の第3回いえみやげ部門で大賞を受賞されているほか、テレビなど数々のメディアでも紹介されています。

千葉県

サンオレ

千葉県のご当地パンといえば、千葉県銚子市にある『山口製菓』さんが作るサンオレが有名です。

昭和42年に発売され現在も人気な超ロングセラー商品です。

パン生地はシンプルな配合で小麦の風味を残し、長時間熟成発酵により天然酵母が生み出す自然な風味と甘みが特徴のパンに、千葉県産の卵を使って作った自家製卵サラダをたっぷりのせて焼いたパンです。

また外側はやや固めに内側はソフトな食感になっています。

テレビや雑誌でもご当地パンとして多数紹介されていて、50年以上にわたり作り続けられているロングセラー商品です。

カステラパン

もう一つのご当地パンが津馬券東金市にある創業が1926年の老舗『木村屋ベーカリー』さんが作るカステラパンが有名です。

パン生地の中にオリジナルのイチゴジャムを塗ったしっとりとしたカステラが挟んであるパンです。

カステラはきめが細かくずっしり感があり、パン生地はそれほど甘くないので甘すぎず、コーヒーと一緒に食べたい商品です。

でもパン屋でなぜ洋菓子のカステラを挟もうと思ったのでしょうか?

実は『木村屋ベーカリー』さんのお店の看板には「手作りパン・ケーキ専門店」と書かれてあるんです。

もともとパンだけではなくケーキもやっていたようです。

なのでカステラを使うようになったのは自然な流れだったのではないでしょうか?

パンとカステラの組み合わせ、これが美味しいんです。是非食べてみてください!

ちなみにテレビや雑誌でもたびたび紹介され全国でも有名になったので、見たことがある方も多いのではないでしょうか?

まとめ

関東地方のご当地パンを紹介してきましたがいかがでしたか?

関東に行った際にはぜひ参考にしてみてください。

最後まで読んでいただきありがとうございます!

コメント

タイトルとURLをコピーしました