【東北地方・北海道編】厳選おススメご当地パン9選を紹介!

グルメ

おススメご当地パンを紹介するシリーズ第6弾!

その土地でしか味わえないご当地パンから、全国でも有名になったご当地パンまでたくさんあります。

最終章の第6弾の今回は東北・北海道7道県の人気おススメご当地パンを紹介していきたいと思います!

東北地方編

福島県

クリームボックス

福島県のご当地パンといえば福島県郡山市の大正13年創業の老舗「大友パン店」さんが作るクリームボックスが有名です。

クリームボックスは1976年「ロミオ」というパン屋さんで作られたのが始まりで、厚くカットした食パンの上にクリームを厚く塗って焼いたスイーツのようなパンです。

そこから郡山市内のパン屋さんに広まっていきました。

そんな中で「大友パン店」さんがクリームボックスを作り始めたのが1980年代初頭だったんですが、他のクリームボックスとは少し違うんです。

「ロミオ」で作られていたクリームボックスの厚さが2㎝なのに対し、「大友パン店」さんで作られるクリームボックスの厚さは3㎝もあるんです!

厚さが3㎝もあると分厚くて食べきれるのか心配になってしまいますよね?

でも大丈夫。「大友パン店」さんのクリームボックスは食べきれる工夫がされているんです。

クリームボックス専用に焼いたミルク食パンの生地はしっとりとして柔らかく、厚みのあるパンを美味しく食べてもらうため上にたっぷりとクリームを塗ります。

その上に塗るクリームは、生クリームと牛乳を使って作られたシンプルなクリームを使用しているため1つペロッといけちゃうんです!

また福島県には酪王カフェオレというソウルドリンクが有名なんですが、「大友パン店」さんではこの酪王カフェオレを使った酪王カフェオレボックスも販売されています。

福島県郡山市内のパン屋さんだけでなく学校の売店にも並んでいるので、学生の頃から親しまれてきたクリームボックスは福島県のソウルフードとして定着しました。

山形県

ベタチョコ

山形県のご当地パンとして有名なのが山形県高畠町にある「たいようパン」さんが作っているベタチョコが有名です。

ベタチョコはコッペパンを縦にカットして開いた面にクリームが塗られていてチョコが全面にかかっているパンで、東京オリンピックが開催された1964年(昭和39年)に発売されて以来、60年近く地元で愛されているご当地パンです。

開発された当時は現在とは違いチョコレートは高価で貴重な食べ物で、庶民ではなかなか食べることができませんでした。

そんな中で「子供たちにチョコレートをたくさん使ったパンを食べさせてあげたい!」という開発者の想いから生まれたのがこのベタチョコなんです。

ベタチョコという名前からもチョコレートがたっぷりついていることが想像されますよね?

コッペパンはふんわりとして柔らかく、開いたコッペパンにバタークリームを塗ってたっぷりとチョコレートをコーティングしています。

バタークリームとチョコレートの組み合わせと聞くととても重いイメージがありませんか?

しかしベタチョコ専用に開発されたバタークリーム通称「ベタバター」は、口当たりは軽く甘さも控えめに作られているため、チョコレートの甘さととっても合うんです。

一度食べたらリピート間違いなしです!

ちなみにチョコ以外にもさくらんぼ味ブルーハワイ味冬や春などの季節限定のベタチョコがあるので、是非いろんな種類を試してみてください!

宮城県

ピーナッツクリームサンド

宮城県のご当地パンといえば宮城県気仙沼市にある「気仙沼パン工房」さんが作るピーナッツクリームサンドが有名です。

コッペパンにピーナッツクリームがサンドしてあるシンプルなパンですがコッペパンはふわふわして柔らかく作られています。

また中にはピーナッツクリームがたっぷり入っているんですが甘さ控えめに作られているので、パンは大きくてもあっという間に1つ食べきれてしまうんです。

もともとはピーナッツの1種類のみでしたが、現在ではピーナッツ・コーヒー・ブルーベリー・くるみ・あん・チョコ・黒糖・ごまなどの種類が販売されています。

その他にも季節限定の商品も出ていて、いろんなバリエーションを楽しむことができます。

ちなみにそのまま食べてももちろん美味しいんですが、おススメは一度軽くトースターで温めてから食べると、仲のクリームが溶け出しパンに染み込むのでより美味しく食べることができますよ。

ぜひ試してみてください!

秋田県

アベックトースト

秋田県のご当地パンといえば「たけや製パン」さんが作るアベックトーストが有名です。

アベックと聞くと男女2人カップルを意味する言葉ですが、パンとは結び付きませんがどんなパンなのでしょうか?

アベックトーストは薄くスライスした食パンにイチゴジャムとマーガリンが塗ってあり、食パンでサンドしてあるだけのシンプルなパンです。

イチゴジャムとマーガリンを男女2人に見立ててアベックトーストという名前にしたんですね。

ジャム&マーガリンで良いような気もしますが・・・。

でもこちらの名前の方がインパクトがあって印象に残りやすいですよね。

そのおかげか今では秋田県のご当地パンとして定着しています。

やはり名前の大事なんですね。

ちなみにそのまま食べても美味しいんですが、おススメはトーストしてから食べるとより美味しくなるので、ぜひ試してみてください!

岩手県

ネオトースト

岩手県のご当地パンといえば岩手県盛岡市にある「シライシパン」さんが60年以上前から作っているネオトーストが有名です。

山型の食パンを薄くスライスしたものを2枚重ねてあるパンで、内側にはマーガリンをサンドし上面にはシュガーマーガリンをたっぷり塗ってあるシンプルなパンです。

食パンはしっとりとしていて、シュガーマーガリンのじゃりじゃりとした食感がクセになる菓子パンです。

おススメの食べ方がトースターで約3分焼くとマーガリンが溶けてパンに染み込み、パンは薄くスライスしてあるのでパンの耳がラスクのように軽い食感になり美味しく食べることができます。

ちなみにパッケージに描かれているshiraishiのコック帽をかぶったキャラクターはシライシ坊やとよべれていて、「シライシパン」さんのマスコットキャラクターとなっています。

豆パンロール

もうひとつのご当地パンが、こちらも「シライシパン」さんが作っている豆パンロールです。

豆パンロールのためだけに特注で作られている甘納豆が入ったパンの中に、こちらも専用に作られたマーガリンが挟まれていてパン生地・甘納豆・マーガリンの量がバランスよく合わさっています。

またパン生地に負担をかけないようふんわりと柔らかくそして豆をつぶさないようにするために一つ一つ手作業で作られています。

パン生地はしっとりとしていて旨味があり、甘納豆とマーガリンの相性が抜群で一度食べたらリピート間違いなしの一品なんです!

ちなみに岩手県周辺のコンビニでも豆パンロールが販売されているんですが、どのコンビニの豆パンロールも製造元は「シライシパン」さんになっているんです。

コンビニで販売されるという事は、それだけ岩手県では人気なパンだという事が分かりますよね。

しかも各コンビニの豆パンロールは名前や味食感が微妙に違っているので、本家と食べ比べてみるのもおもしろいですよ。

青森県

イギリストースト

青森県のご当地パンといえば青森県青森市にある「工藤パン」さんが昭和42年頃から作っているイギリストーストが有名です。

山型食パンをスライスしたものに、マーガリン・グラニュー糖が塗られてあるというシンプルなパンですが、そこにはこだわりが詰まっているんです。

食パンには自家製の発酵種ルヴァンを使用することで、しっとりとした香り豊かな食パンになっています。

またスライスする厚さも一番美味しく食べられるように何度も研究を重ねて決まっていて、マーガリンもイギリストースト専用のものを開発して使っているこだわりよう。

さらにバリエーションも豊富で、ピーナッツクリーム・もっとジャリまし・チーズ・コーヒー・小倉&マーガリンなどの種類があり、累計するとこれまでに約300種類以上の味が発売されているんです!

また青森県内だけでも年間500万個を販売しているほどの人気ぶり。

それほどイギリストーストは青森県で定着しているご当地パンという事がいえます。

青森市を中心に県内の中・高校の売店でも販売されていたため、学生からの人気が高く、今では多くの青森県民から支持されています。

北海道編

北海道

ちくわパン

北海道のご当地パンといえば、北海道札幌市を中心に展開している「どんぐり」さんが作っているちくわパンが有名です。

パンの中にちくわがまるまる1本と、ちくわの中にツナサラダが入っています。

ちくわパンはもともとお客さんからの要望で、「お弁当のおかずみたいなパンが食べたい」という声から作られたパンだそうです。

ちくわとツナサラダの組み合わせが合うのは間違いないですよね。

それをぱんで巻き付けて作るという発想が面白いですね。

あまりにも人気なため、現在ではいろんな大手のパンメーカーからも発売されるほど全国区になったご当地パンなんです。

一度食べたらやみつきになるほど美味しいので、是非食べてみてください!

ようかんパン

もう一つのご当地パンが「日糧製パン」さんが作っているようかんパンです。

ふんわりやわらかめなコッペパンに北海道産牛乳を使用したホイップクリームをサンドして、上面にようかんをエクレアのようにコーティングしたパンです。

チョコをコーティングするならわかりますが、ようかんをコーティングするとは何とも斬新な発想ですよね?

実際に食べてみるとようかんとホイップクリームの組み合わせは、お互いが見事にマッチしていて相性抜群なんです!

またようかんパンはいろんなメーカーからも出されていて、白あん入りの物やバタークリームを使用したものもあります。

あのマツコの知らない世界でも紹介され有名になりました。

通販でも販売されているので、現地に行かなくても食べることができるので、食べたことのない方は是非食べてみてください!

まとめ

最終章となる今回は東北・北海道7道県のご当地パンを紹介してきましたがいかがだったでしょうか?

東北地方・北海道に行く際にはぜひ参考にしてみてください!

最後までお読みいただきありがとうございます!

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