日本マクドナルド株式会社が2023年1月16日(月)より、原材料価格の高騰・人件費・物流費・エネルギーコストなどの上昇により、全体の約8割の品目の店頭価格を改定することを発表しました。
実はマクドナルドの値上げは今回が初めてではないんです。
そこでここでは、気になる値上げの歴史、値上げに対する世間の声について調査しました!
マクドナルドの値上げの歴史
今回の値上げでは約8割の品目の店頭価格が価格改定となっているとの事ですが、今までにも値上げが行われてきました。
日本マクドナルド株式会社の創業は1971年7月20日で、創業当時から販売されているハンバーガーと、1980年に販売が開始されたチーズバーガーの価格推移を見ていきましょう。
ハンバーガーの価格推移(税込み価格)
- 1971年~・・・80円
- 1973年~・・・100円
- 1974年~・・・150円
- 1979年~・・・170円
- 1980年~・・・180円
- 1983年~・・・200円
- 1985年~・・・230円
- 1992年~・・・210円
- 1995年~・・・136円
- 2000年~・・・68円
- 2002年2月~・・・84円
- 2002年8月~・・・62円
- 2003年7月~・・・84円
- 2005年3月~・・・80円
- 2005年~・・・100円
- 2013年5月~・・・120円
- 2014年4月~・・・100円
- 2019年10月~・・・110円
- 2022年3月~・・・130円
- 2022年9月~・・・150円
- 2023年1月~・・・170円
というような価格推移をしています。
これまでに値上げ・値下げを含めると20回以上も価格改定をしてきているんです。
その背景には当時の経済状況が関係しているんです。
バブル崩壊が値下げの要因
ハンバーガーは販売当初80円で販売されていましたが徐々に値上げされ、バブル絶頂期にはなんと1個230円という価格になります。
1個150円で慣れている現在の人からすると、とても高く感じてしまいますよね?
しかしバブル崩壊後まだ影響を受けていなかった1991年、当時の日本マクドナルドの藤田社長は雑誌のインタビューで
「今後、物価は今の1/3になる」
❝マクドナルドの窓からのぞいた日本❝
と予測します。
そしていち早くこれからお客様が望まれるであろう価格への改定に着手し、値下げをしていきます。
しかし藤田社長は、いつまでもデフレではないとの判断から2年間続けてきた平日半額セールをやめ、65円から80円へ値上げします。
しかし値上げ後、客数・売上高ともに前年比2割近く減ってしまいます。
そこで2002年8月に1個62円(税抜59円)という、今では考えられない価格へ値下げされるんです!
これによって客数の下落には歯止めがかかったようですが、値下げが客単価を直撃し、毎月の売上高は前年比4~11%減が続きます。
そしてその後は値上げの傾向に推移していき、現在の170円になっているんです。
チーズバーガーの価格推移(税込み価格)
- 1980年~・・・200円
- 1983年~・・・230円
- 1985年時点・・・280円
- 1992年時点・・・240円
- ~2000年・・・160円
- 2000年~・・・80円
- ~2005年2月・・・126円
- 2005年3月~・・・100円
- 2008年5月~・・・120円
- 2013年5月~・・・150円
- 2014年4月~・・・133円
- 2015年5月~・・・130円
- 2019年10月~・・・140円
- 2022年3月~・・・160円
- 2022年9月~・・・180円
- 2023年1月~・・・200円
チーズバーガーもハンバーガー同様、時代の背景と共に価格改定をしてきているんです。
バブル期で最高値の280円、バブル崩壊後は最安値の80円という価格で販売されていました。
値上げに対する世間の声
官界の値上げについて世間の反応はどういったものなのか見ていきます。
マクドナルドの値上げに対して納得する声や、残念がる声、怒りの声など様々な反応があるようです。
いずれにせよマクドナルドの値上げは、世間の人々にとって少なからず影響があるようですね。
まとめ
この記事では
- マクドナルドの値上げの歴史
- 値上げに対する世間の声
を調べました。
最後まで読んでいただきありがとうございます!
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